20代のはじめての転職ガイド|在職中に始める転職活動の流れと期間
初めての転職は何から始めればいい?自己分析から応募、面接、内定、退職手続きまで、20代の転職活動の流れと期間の目安をステップごとに解説します。
「今の会社を辞めたいけど、転職って何から始めればいいの?」——初めての転職では、全体像が見えないことが一番の不安かもしれません。
この記事では、20代の方が在職中に転職活動を進める場合の流れを、6つのステップに分けて解説します。
転職活動にかかる期間の目安
転職活動は、準備を始めてから入社するまでおおむね3〜6か月かかるのが一般的です。
| ステップ | 期間の目安 |
|---|---|
| ① 自己分析・情報収集 | 2〜4週間 |
| ② 応募書類の作成 | 1〜2週間 |
| ③ 応募・面接 | 1〜2か月 |
| ④ 内定・条件確認 | 1〜2週間 |
| ⑤ 退職交渉・引き継ぎ | 1〜2か月 |
| ⑥ 入社 | — |
在職中の転職活動がおすすめな理由:収入が途切れないため、焦って妥協した会社を選ぶリスクを減らせます。「転職するかどうか」を迷っている段階でも、情報収集から始めて問題ありません。
ステップ1:自己分析と情報収集
まずは「なぜ転職したいのか」「転職で何を実現したいのか」をはっきりさせましょう。ここがあいまいなままだと、面接で転職理由をうまく説明できず、転職先選びでも迷ってしまいます。
- 今の仕事で「不満なこと」と「満足していること」を書き出す
- 転職先に求める条件に優先順位をつける(仕事内容、年収、勤務地、働き方など)
- 転職サイトで求人を眺め、どんな仕事があるのかを知る
特に20代は、経験よりもポテンシャル(伸びしろ)を重視した採用も多い年代です。未経験の職種に挑戦しやすいのも20代の強みです。
ステップ2:応募書類の作成
転職では、履歴書に加えて職務経歴書が必要です。経験が浅くても、仕事への取り組み方や工夫したことを具体的に書けば十分にアピールできます。
書き方は「職務経歴書の書き方」で詳しく解説しています。
ステップ3:応募と面接
在職中は時間が限られるため、応募のペースと面接日程の管理が大切です。
- 応募は「本命」と「比較検討」を合わせて、同時に数社〜10社程度が目安
- 面接は平日の夜やオンラインに対応している企業も多い
- 転職エージェントを使えば、日程調整を代わりにしてもらえる
面接では、転職理由を前向きな言葉に言い換えて伝えることがポイントです。詳しくは「面接でよく聞かれる質問と答え方」をご覧ください。
ステップ4:内定と条件の確認
内定が出たら、入社を決める前に労働条件を書面で確認しましょう。
- 年収(月給・賞与・残業代の扱い)
- 勤務地・勤務時間・休日
- 試用期間の有無と条件
- 入社日
不明な点は、内定承諾の前に必ず確認しておきます。入社日は、退職の引き継ぎ期間を考えて相談しましょう。
ステップ5:退職の手続き
内定を承諾したら、今の会社に退職の意思を伝えます。
退職を伝えるタイミング
法律(民法)上は、期間の定めのない雇用であれば、退職の申し出から2週間で退職できるとされています。ただし、多くの会社では就業規則で「1か月前まで」などと定めているため、就業規則を確認したうえで、1〜2か月前に直属の上司へ伝えるのが一般的です。
退職時にやること・受け取るもの
- 業務の引き継ぎ(引き継ぎ資料を作っておくとスムーズ)
- 健康保険証などの返却
- 離職票・源泉徴収票・年金手帳(基礎年金番号がわかるもの)などの受け取り
退職から入社まで期間が空く場合
退職日の翌日から次の会社の入社日まで間が空く場合は、自分で手続きが必要です。
| 手続き | 内容 | 期限の目安 |
|---|---|---|
| 健康保険 | 国民健康保険への加入、または前の会社の健康保険の任意継続 | 国保は14日以内、任意継続は20日以内 |
| 年金 | 国民年金(第1号被保険者)への切り替え | 14日以内 |
| 住民税 | 普通徴収(自分で納付)に切り替わる場合がある | 届いた納付書で納付 |
手続きの詳細は、お住まいの市区町村の窓口や、日本年金機構・加入している健康保険のWebサイトで確認してください。
ステップ6:入社
入社日には、年金手帳(基礎年金番号がわかるもの)、雇用保険被保険者証、源泉徴収票などの提出を求められることが多いです。退職時に受け取った書類はなくさないよう保管しておきましょう。
まとめ
- 転職活動は3〜6か月が目安。在職中に始めるのがおすすめ
- 最初に「なぜ転職したいのか」をはっきりさせることが、成功への近道
- 内定後は条件を書面で確認し、退職は就業規則に沿って1〜2か月前に伝える
一人で進めるのが不安な方は、転職エージェントに相談するのもひとつの方法です。サービスの選び方は「転職サイトと転職エージェントの違い」で解説しています。